藤沢ビル巡り③寿ビル

 今年も衣替えの季節がやってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。四年になりました、森野です。進級するや否や例の職探しイベントの波に飲まれ、しばらくぶりの更新となってしまいました。本日は「藤沢ビル巡り」をお送りします。第三回目の今回は「寿ビル」をご紹介します。

寿ビル

  藤沢駅北口、黄色い壁が可愛らしい印象のこのビルが「寿ビル」です。昭和 42 年竣工の同ビルには、フランス古着の量り売りのお店をはじめ、個性豊かなテナントが入居しています。

「コトブキ家具だった時代」

 12 年前よりテナントビルになった寿ビルですが、それ以前は家具屋を営んでいたそうです。現ビルオーナーのお祖父さまがはじめた家具屋「吉野屋」で職人をしていた現ビルオーナーのお父様が、この地でビルを建て、家具屋として独立したのがその始まりです。景気が右肩上がりだった当時、家具は大変よく売れたといいます。周囲にはまだ高い建物もなかったため、ビルからは江ノ島まで見渡すことができ、波の音まで聞こえたのだとか。

「家具屋からテナントビルへ」

ビルオーナーのこだわりがつまったアトリエ。
ビルオーナーのこだわりがつまったアトリエ。

 家具屋閉店の後、テナントビルとして生まれ変わった寿ビル。その際には現ビルオーナーがご自身で内装のリフォームを行ったそうです。 その腕前はビルに隣接する築 60 年の蔵をたった1人でお洒落なアトリエに改装してしまう程。ビルには現在様々なテナントが入居し、多くの人で賑わっています。

 

 

 

 


 今回は「寿ビル」をご紹介させていただきました。オーナーが自らリフォームを行ったビルに出会うのは「藤沢ビル巡り」の中でも初めての事だったので、とても興味深くお話を聞かせていただいた今回のインタビュー。実は伺った際もちょうどある部屋の改装の真っ最中で、その現場も見せていただいたんですよ。そんな、オーナーのビルへの愛着がよく伝わってくる素敵な場所でした。それでは、次回もお楽しみに!